Yamashita Aichi.

Research Themes

ハイエントロピー型REBCO超伝導薄膜
主要テーマ

ハイエントロピー型REBCO超伝導薄膜

High-Entropy type REBCO Superconducting Thin Films

REBCOのREサイトやBaサイトを多元素固溶することで、ハイエントロピー型REBCO薄膜をパルスレーザー堆積(PLD)法で作製しています。 複数の希土類元素を置換することで人工的な格子乱れを導入し、粒子線照射劣化に強い耐性を持つREBCOの開発を進めています。 核融合炉用超伝導マグネット(SPARC等の小型核融合炉)への応用を目指し、粒子線照射後も高い臨界電流密度(Jc)を維持する照射耐性の向上を中心に研究しています。 すでに国内外に複数件の特許を出願済みで、社会実装まで視野に入れた研究を行っています。

超伝導REBCO核融合粒子線照射耐性PLDJc向上
ハイエントロピー型熱電材料
主要テーマ

ハイエントロピー型熱電材料

High-Entropy type Thermoelectric Materials

ハイエントロピー合金はその格子熱伝導率の低さから高い熱電特性を得られると期待されていました。 我々はハイエントロピー化の概念を化合物に拡張したハイエントロピー化合物において乱れた系を利用した新しい熱電変換・熱スイッチング材料の開拓に取り組んでいます。 金属カルコゲナイド系を主なターゲットとし、多元素置換により格子熱伝導率の低減と電子輸送特性の制御を同時に実現することを目指しています。 現在は産官学連携による共同研究も実施しています。

熱電変換ハイエントロピーハイエントロピー化合物熱スイッチング

Social Impact

核融合炉

高温超伝導マグネットへの応用。照射耐性の高い HE-REBCO 薄膜が核融合実現の鍵となります。

MRI / 医療機器

高磁場 MRI 装置の超伝導コイルに用いられる REBCO 線材の性能向上に貢献します。

量子コンピュータ

量子ビット制御用の超伝導回路・接続配線の信頼性向上への応用が期待されます。

廃熱回収

ハイエントロピー熱電材料により、工場・輸送機器の廃熱を電力に変換する技術開発を進めます。